テラ・ウェブクリエイトさんは、なんでも相談にのってくれる。その姿勢に安心感がありました。

 

導入前は、どんなところに困っていましたか?

担当の営業以外は誰も情報を知らない、ということに困っていました。
弊社の場合、エージェントさんがその担当者とだけ繋がっていたり、担当者ごとに独自のフォーマットを使用していることが多く、急に休んだり退職されると業務がゼロからのスタートになるということが起きていました。

 

導入を決めるまでに、不安やわからないことなどはありましたか?

不安は、さほど感じなかったです。一番の導入目的は、「会社にとっての財産が蓄積できること」なので、「やらないといけないこと」という認識のほうが強かったです。またテラ・ウェブクリエイトさんには「何でも相談にのる」姿勢を感じていたので、「分からなかったら聞けばよい」という安心感がありました。

 

セールスフォース導入の決め手は?

やったことがデータとして形に残ることです。「会社にとっての財産が蓄積できること」という目的が、日常の業務を行うだけでスムーズに行われる便利なシステムです。担当の営業以外でも営業に行こうと思うと行ける。その体制を作れたことは、非常に大きなメリットだと感じています。

 

他社は検討しましたか?

いくつか検討はしましたが、「営業マンが持っている情報が、財産になる」という点において突出していたSalesforceに決めました。
明日から誰でも営業できる。自分の部署にもすぐ連結できる。
営業担当、お客さん、注文、これらがうまく結びつき、売上にもつながっています。

 

導入後、問題は改善されましたか?

今の所段階的な改善だと感じています。どうしても新しいシステムに対しては、仕事が楽になる事がわかって勉強する社員と、面倒だと思う社員がいるように、異なるタイプがいるのでそこは仕方がないと思っています。段階的に分かっていけばいいと思っています。

 

導入してみて、複利的によくなったところがあれば教えてください。

営業のツールとして導入しましたが、営業以上に補佐メンバーのほうが「このシステムを使いこなせば仕事が早く終わる」ことを理解しており、よく使っています(笑)。また社員間連絡として以前はLINEを使っていましたが、chatterを利用することで業務連絡との区別がはっきりしました。
(※chatterとは、Salesforceの中にある、LINEのような機能のことです。)

 

売上への効果は、前年比または前月比どのくらいUPしましたか?

直接的な効果はまだ検証段階ですが、会社の利益は着実にUPしています。
データの保存場所が即座に分かるので、業務の効率性が上がりました。その相乗効果なのか、残業時間も週40時間ほど減っています。
営業も、今までは現場作業や紙ベースのやり取りに時間を取られていたのですが、セールスだけに特化できるようになりました。そして、資料や料金の間違いなど、紙ベースで発生していたトラブルが解消され、スタッフのストレスもなくなりました。導入したばかりでうまく活用できてないところはありますが、2020年くらいまでに本格的に活用していければと考えています。

 

これから導入を検討している経営者さまへのメッセージをお願いします。

「入れたほうがいい!」もうこれだけ(笑)。営業担当は「情報は自分のもの」という錯覚を覚えてしまいますが、情報というのは会社のものであり、蓄積していくことが大事です。担当者がやめたからといって困ることがないように、ぜひお勧めしたいです。担当者の作業をいつでも代わりにやってもらえるため仕事を分散できます。
余談ですが、女性スタッフのほうがシステム導入に対しての抵抗がなく、使いこなしも早かったです。地道に頑張ってきた営業マンは、このような新しいシステムに否定的ですが、女性は退社後の子供のお迎えや家事などやることが多いため、タイムマネジメントが非常に上手です。だから、自分の仕事を早く進められるシステムにはとても好意的で、仕事も早く終わらせて成果を出してくれます。

 

会社名 多幸山株式会社(琉球村)
事業内容 昔の沖縄の歴史や文化を伝える観光業
従業員数 グループ全体550人(2017年6月現在
サイトURL https://www.ryukyumura.co.jp/

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